【症例】非外傷性膝痛、50代、男性

目次

年齢、性別

50代、男性

来院の動機

1ヶ月ほど前から右膝が痛く、改善しないため。運動中に膝を深く曲げると痛みがあるため。

ご来院時の状況

特に怪我をした覚えは無いが右膝が痛く、深く曲げることができない。ヨガや柔術を定期的に行っているが、ヨガのピジョンポーズや正座をするのが痛みのため困難。整形外科で受診をし、レントゲンでは異常が見られなかった。現在は痛みのため、ヨガは痛みのないポーズを行い、柔術は休んでいる。

検査結果

  • 両側の骨盤が前傾位
  • 両側ハムストリングの可動域は正常
  • 右肩内旋の可動域が小さい
  • 腰椎伸展の可動域が小さい
  • 両側の頚椎側屈の可動域が小さい
  • 頚椎右回旋の可動域が小さい
  • スクワットで右膝に痛みがある
  • 片足スクワットで右膝に痛みがある
  • 右足首背屈の可動域が小さい
  • 右足首外がえしの可動域が小さい
  • 両側腸骨筋、両側大腰筋の機能低下

施術内容・経過

症例経過サマリー(全4回)

回数右膝痛の状況検査上の主な変化・気づき
初回右膝痛に対して施術開始骨盤位置の問題、足部機能低下、筋肉の機能低下
2回目右膝痛は70〜80%改善。ピジョンポーズでは痛みが残存スクワット・片足スクワットで右膝痛あり。右足関節背屈・外返し可動域低下
3回目日常生活での右膝痛なし。ヨガ時に右膝裏の硬さ、柔術で右足で押す動作時に痛みスクワット・片足スクワットで痛み消失。右足関節可動域は改善途中
4回目日常生活、ヨガ、柔術すべてで右膝痛なし右足関節背屈・外返し可動域が正常化。動作時痛も消失

初回

セッション内容

  • 機能低下している筋肉の抑制と活性
  • 筋膜リリース
  • 骨盤の位置の調整
  • 足部のエクササイズ

ホームエクササイズプログラム

  • 無し

2回目(前回から1週間後)

来院時の症状

右膝の痛みは前回のセッション後から大分減少。現在の右膝の状態は70-80%ぐらいと実感。しかしまだヨガでピジョンポーズをすると右膝は痛い。

検査結果

  • 頚椎右回旋の可動域が小さい
  • スクワットで右膝に痛みがある
  • 片足スクワットで右膝に痛みがある
  • 右足首背屈の可動域が小さい
  • 右足首外がえしの可動域が小さい

セッション内容

  • 機能低下している筋肉の抑制と活性
  • 筋膜リリース
  • 器具による筋膜リリース

ホームエクササイズプログラム

  • 無し

3回目(前回から2週間後)

来院時の症状

右膝と右足首の感じがとても良く、生活中の動作で右膝の痛みは無い。週に2−3回ヨガを行い、週1回柔術を行なった。ヨガを行っている時に右膝の裏の硬さが気になった。柔術を行なっている時は右足で押す動作で痛みを感じた。

検査結果

  • 頚椎右回旋の可動域が小さい
  • スクワットで右膝に痛み無し
  • 片足スクワットで右膝に痛み無し
  • 右足首背屈の可動域が小さい
  • 右足首外がえしの可動域が小さい

セッション内容

  • 機能低下している筋肉の抑制と活性
  • 筋膜リリース
  • 器具による筋膜リリース

ホームエクササイズプログラム

  • 無し

4回目(前回から2週間後)

来院時の症状

右膝の感じはとても良く、生活中やヨガ、柔術でも全く痛みを感じない。

検査結果

  • 頚椎右回旋の可動域が小さい
  • スクワットで右膝に痛み無し
  • 片足スクワットで右膝に痛み無し
  • 右足首背屈の可動域が正常
  • 右足首外がえしの可動域が正常

セッション内容

  • 機能低下している筋肉の抑制と活性
  • 器具による筋膜リリース

ホームエクササイズプログラム

  • 無し

院長のコメント

50代男性元プロスケートボーダーで非外傷性の膝の痛みがあるお客様のケースです。ヨガや柔術を行っているアクティブな方ですが怪我をした覚えは無いものの、この1ヶ月ほど右膝に痛みがあり良くならないとのことで来院されました。当院へいらっしゃる前に整形外科で診察を受け、レントゲンを撮ったものの異常は見つからなく、安静との指示が出されたとのことでした。股関節周辺と足首の可動域と筋肉のバランスをとることで1回目で痛みが大分落ち着きました。2週間に1回の通院で筋膜と筋肉へアプローチすることで4回目にいらした時にはスポーツを行っても痛みがなくなりました。

パフォーマンスインテグレーション:東京、市ヶ谷のプロ選手も通うスポーツの怪我のリハビリテーション専門院。米国アスレティックトレーナー(ATC)による施術とリハビリテーション。痛みの軽減とスポーツへの復帰をお手伝いします。16年間アメリカのトップアスリートを支えた実績。豊富な経験と知識、高い技術であなたの身体をケアします。ホームページはこちら

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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