慢性の腰痛、60代、女性

目次

年齢、性別

60代、女性

来院の動機

2年前からの慢性の腰痛と臀部への痺れがあるため。

ご来院時の症状

椅子から立ち上がる時や動き出す時に腰の痛みと左右の臀部に痺れを感じる。日常生活での動きに痛みを感じる。鈍い痛みを常に感じている。痛みのスケール:4/10。

検査結果

・両側の骨盤が前傾位
・両側のハムストリングの可動域が広い
・両側の肩の内旋の可動域が小さい
・呼吸が浅い
・両側共に片足立ちで股関節の安定性が低い
・両側共にシングルレッグスクワットで膝が内側に入る
・左股関節周辺の筋肉の機能低下

施術内容・経過

初回

セッション内容


・骨盤の位置の調整
・機能低下している筋肉の活性
・筋膜リリース
・PRI エクササイズ

ホームエクササイズプログラム

・PRI エクササイズ

2回目(前回から4週間後)

来院時の症状

腰の痛みと左右の臀部の痺れが著しく低下した。以前は朝起きた時に体を前に倒すと痺れを感じていたが今は感じなくなった。一日2回ホームエクササイズを毎日続けた。

検査結果

・左の骨盤が前傾位
・両側のハムストリングの可動域が正常値
・両側の肩の内旋の可動域が小さい
・両側共に片足立ちで股関節の安定性が低い
・両側共にシングルレッグスクワットで膝が内側に入る
・右股関節、右膝関節周辺の筋肉の機能低下

セッション内容

・機能低下している筋肉の活性と抑制
・PRI エクササイズ

ホームエクササイズプログラム

・PRI エクササイズ

3回目(前回から4週間後)

来院時の症状

腰の痛みは無し。以前はバスで椅子に座ると立ち上がる時に腰が痛いので座りたくなかったが今は座っても立ち上がる時に痛くない。一日2回ホームエクササイズを毎日続けた。痛みのスケール:0/10。

検査結果

・骨盤の位置がニュートラル
・両側の肩の内旋の可動域が小さい
・両側共に片足立ちで股関節の安定性が低い
・両側共にシングルレッグスクワットで膝が内側に入る

セッション内容

・PRI エクササイズ

ホームエクササイズプログラム

・PRI エクササイズ

4回目(前回から4週間後)

来院時の症状

腰の痛みは全く無い。血流が良くなったように感じる。ホームエクササイズをやっているときにどの筋肉を使っているか以前より分かるようになった。

検査結果

・骨盤の位置がニュートラル
・両側の肩の内旋の可動域が小さい
・呼吸が浅い
・両側共に片足立ちで股関節の安定性が低い
・両側共にシングルレッグスクワットで膝が内側に入る

セッション内容

・機能低下している筋肉の活性と抑制
・足底のエクササイズ
・PRI エクササイズ

ホームエクササイズプログラム

・PRI エクササイズ

5回目(前回から4週間後)

来院時の症状

痛みは体のどこにもない。腰が伸びたような感じがする。歩きやすくなった。

検査結果

・両側共に片足立ちで股関節の安定している
・両側共にシングルレッグスクワットで膝が内側に入る
・右足首の可動域が小さい

セッション内容

・機能低下している筋肉の活性と抑制
・足底のエクササイズ
・足関節のエクササイズ
・PRI エクササイズ

ホームエクササイズプログラム

・PRI エクササイズ

院長のコメント

60代女性で慢性の腰痛をお持ちになるお客様のケースです。最初に来院された時は日常生活で腰の痛みと臀部の痺れがありとてもお辛い様子でした。特に朝起きた時としばらく時間が立つまでは痛みが強いようでした。月一度の通院での施術とエクササイズにより腰痛と臀部の痺れは無くなりました。このケースで特出することはホームエクササイズを一日一回でいいところを自発的に一日二回実施されたことです。忙しい日でも必ず一日一回はエクササイズをされました。

パフォーマンスインテグレーション:東京、市ヶ谷のプロ選手も通うスポーツの怪我のリハビリテーション専門院。米国アスレティックトレーナー(ATC)による施術とリハビリテーション。痛みの軽減とスポーツへの復帰をお手伝いします。16年間アメリカのトップアスリートを支えた実績。豊富な経験と知識、高い技術であなたの身体をケアします。ホームページはこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

目次