マーチマッドネスの始まり!

バスケットボールのアメリカ大学全米選手権がついに始まりました。いわゆるNCAAトーナメントと呼ばれる大会です。3月に開催され、全米中が盛り上がることから「マーチマッドネス」とも呼ばれています。今日から既にプレーインの試合が行われています。

このトーナメントには全米大学体育協会のディビジョン1に所属する約350校から68チームが招待されます。そのうち、8校が「プレーイン」と呼ばれる試合を1試合行います。2試合がEastとWestの第11シード、他の2試合がEastとWestの第16シードをかけて戦います。そして、64チームによって1回戦が始まります。

トーナメントはEast, West, South, Midwestと分かれていて、それぞれの地区は第1シードから第16シードまであり、1と16、2と15…と対戦することになります。

今年の第1シードはデューク、ゴンザガ、バージニア、ノースカロライナです。このうちゴンザガ以外はACC(アトランティック コースト カンファレンス)からの選出です。同じカンファレンスから3校が第1シードになった今年はACCの強さを象徴しているでしょう。

このACCからは15校中7校がトーナメントに、BigTenから14校中8校が、SECからは14校中7校が出場しています。レギュラーシーズンではこの3つのカンファレンスのレベルが高かったと言えます。しかし、トーナメントは1発勝負ですからどうなるかは分からないです。

このトーナメントで面白いところはシード通りに勝ち進まない事です。NCAAトーナメントの長い歴史の中で毎年シードの低いチームがシードの高いチームに勝つ事が多くあります。これを「アップセット」と呼びます。特に、1、2回戦でアップセットが起こる事が多く、多くの人がこれに興奮します。僕もアップセットが大好きで、いわゆる「弱い」学校が「強い」学校に勝つのを見るを毎年楽しみにしています。

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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