NFLの試合中に心肺停止

心肺停止
Photo: marca.com

2023年1月2日のNFL バッファロー ビルズ 対 シンシナティ ベンガルズの試合中にビルズのDamar Hamlin選手が倒れ、心肺停止になりました。今回はその時の様子についてお話します。

目次

心肺停止で倒れた時の様子

Damar Hamlin選手が心肺停止で倒れた時に様子がこちら。

白のユニフォームの3番であるHamlin選手はタックルの後、立ち上がり歩き始めたところで突然倒れました。直後にチームのアスレティックトレーニングスタッフが駆け寄り、対応が始まりました。Hamlin選手は心肺停止状態だったようで、CPRが施され、のちに救急車がフィールドに入りました。Hamlin選手はすぐにシンシナティ大学病院(the University of Cincinnati Medical Center)へと搬送されました。

フィールドでの様子

その時のフィールドでの様子がこちら。

何度見てもアスレティックトレーナーとして息が詰まります。シンシナティ大学病院の医師による治療でHamlin選手は回復し、約1週間ほど入院したのちに退院をしました。

シンシナティ大学病院

Hamlin選手が倒れた時にバッファロー ビルズのアスレティックトレーニングスタッフにより迅速な対応が取られました。これは彼らの事前の緊急対応の打ち合わせと練習があったからでしょう。このような緊急時には素早く、正しい対応が選手が助かるかどうかの鍵となります。アスレティックトレーニングスタッフの迅速な対応から医療機関への搬送、そして、医師による適切な治療が行われ、Hamlin選手は回復しました。素早く、適切な医療連携が素晴らしかった例ではないでしょうか。

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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