今日から新学期が始まったところが多いのではないでしょうか。
日本ではこの時期、4月が新年度、新学期の始まりですね。春、桜、入学式などのイメージが湧きますよね。しかし、僕にはまだその感覚が戻ってきてないのです。アメリカにいた時のように学校で働いているわけでもないし、どこかの企業に属しているわけでもないので余計に感じづらいです。
アメリカでは新年度、新学期は9月から始まります。夏の終わりのまだ暑い時期です。アメリカの学校では入学式というものはありません。夏休みの終わりが近づく頃や仕事がら秋のスポーツチームのプレシーズンが始まる頃に「あー、新学期が始まるんだなぁ」と僕は感じていました。
日本だと入学式や入社式の映像がニュースで流れますが、アメリカではそれらが無いのでニュースで見ることもありません。アメリカのニュースだと新学期が近いので学校で必要なもの(文房具など)を買い揃えましょうという話題が上がるくらいです。日本の映像を見ると集団行動に価値観の重きを置いている文化を感じるし、アメリカでは9月でも1月でも入学もできるし、就職だっていつでもできるのを見ると個人主義の価値観だなと感じます。異なる文化を経験してきたのでこのような違いを感じる時に比較して考えることは僕にとってとても興味深いことです。
時期の違い、集団・個人の価値観の違いがあるにせよ、新しく学校に入学する時のちょっとした緊張感は僕の中では変わらないものでした。