初めて座禅を体験してきました。時々ですが瞑想をします。レイキやソースポイントセラピーのセミナーに参加した時に瞑想をした事があり、それから時々ですかやるようになりました。瞑想をするととても落ち着く事が出来、集中することができます。それと同時に、様々な思考が浮かんできて集中出来ない自分にも気づきます。瞑想と座禅は違うものであるのは何となく分かっていましたが、どんなものかは経験したことなかったので今回初めて座禅を体験してきました。
1、座禅会に参加
今回は世田谷区三宿にある世田谷学園で行われている座禅会に参加させていただきました。世田谷学園は田園都市線三軒茶屋駅から10分ぼど歩いた、国道246号から少し入った静かな住宅街にありました。世田谷学園は僕が高校生の時はバスケットボールがとても強く全国でも有名でしたので名前はよく知っていましたが訪れるのは今回が初めてでした。
世田谷学園では月に1回、保護者や一般の方を対象に座禅会を行っています。午前10時30分から11時20分の間で行われます。世田谷学園は曹洞宗が設立した学校です。今回の座禅会をご指導くださった先生方も曹洞宗のお寺で修行された方です。座禅会は校内にある禅堂で行われます。座禅をするとても素晴らしい施設でした。世田谷学園の学生はここで座禅を行うようです。
今回の座禅会にはおそらく40人くらいが参加されてたのではないでしょうか。多くの方は定期的に来られている方で、僕のように初めての方も15人ほどはいたと思います。初心者は最初に集められ座禅の作法を丁寧に説明してくださいます。部屋に入ってからも初心者はそばに座り、座り方などを教えていただけますので、座禅のことを何も知らない僕も安心して参加することができました。
2、座禅の作法
最初に説明された座禅の作法は手の組み方である、合掌(がっしょう)と叉手(しゃしゅ)、入堂の仕方、そして、座禅中の手の組み方である法界定印(ほっかいじょういん)でした。入堂し、それぞれの席に着いたところで隣位問訊(りんいもんじん)、対坐問訊(たいざもんじん)という挨拶の仕方、足の組み方である、結跏趺坐(けっかふざ)と半跏趺坐(はんかふざ)、坐蒲(ざふ)の使い方、座禅中の姿勢についての説明がありました。そして、座禅の始まりです。最初の10分くらい先生の法話があったのち、静かに座禅を行ないました。詳しい作法についてはこちらを参照してください。
座禅というと多くの人は木の板で肩をたたかれる警策(きょうさく)を思い浮かべるかと思います。僕もそのイメージが強かったですが、今回の座禅会では警策は行われませんでした。座禅中に心が落ち着かないときなどに警策をお願いするようなのですが、どのような感じであるのか一度経験したかったです。
初めて座禅会に参加しましたがとてもいい経験でした。終わった後はやはり心がすっきりした感じがありました。静かに自分と向き合う時間の大切さを感じました。また、座禅には 多くの作法があるとこを知り勉強になりました。また世田谷学園の座禅会にも参加したいですし、他のお寺での座禅会にも参加してみたいと思いました。