マサさんに聞く!医療英語 #27

凝血塊

ツイッターやネットでNBAなど海外の記事を目にすることがあると思います。怪我の情報など医療に関する情報も見かけるでしょう。医療に関する専門用語や一般的に使われている表現は少し難しいかもしれません。しかし、それらが理解出来たらいち早く情報を得ることができますよね。よく使われる言葉や表現を紹介するので原文を自分で読んでみましょう。

目次

今回の原文

Lillard, 34, is on a blood-thinning medication, which has stabilized the clot, according to the team. He went through a series of meetings with specialists over the past several days to diagnose the blood clot, sources told ESPN’s Shams Charania. He has been on blood thinners for a period of time now. (1

今回の表現

blood-thinning medication:抗凝固薬(こうぎょうこやく)
blood thinners:抗凝固薬

clot:凝血塊(ぎょうけっかい)
blood clot:凝血塊

be on ___:__をしている

解説

上の引用文の1行目、3行目に出てくるblood-thinning medicationblood thinnersはともに凝固という同じ意味です。

そして、同じく1行目、3行目に出てくるclotblood clotもともに同じ意味の凝血塊という意味です。

同じ意味なのに何故違う言葉を使うのか?と思うかもしれませんね。もちろん同じ言葉を使っても間違いではありません。英語の文章では同じ言葉を繰り返すのを避ける傾向があります。同じ意味で違う言葉を選択する方が好まれます。

Be動詞+onはいろいろな意味があり、文脈を見る必要があります。今回のHe has been on blood thinnersは抗凝固薬を服用しているという意味になります。

参考文献

  1. https://global.espn.com/nba/story/_/id/44407847/bucks-lillard-indefinitely-due-blood-clot-calf

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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