#6 膝関節関連のお話「マサさんに聞く!医療英語」

6回目の医療英語の動画はいかがでしたか?

まだ見てない方はまず上の動画を見て下さい。

普段あまり使わないかもしれませんが、繰り返し練習してみて下さいね。

英語は何度も声を出して言って下さい。

頭の中で覚えても実際に口から出てくるようにはなりません。

では、#6 膝関節関連のお話で出てきた表現のまとめです。

目次

部位の名称

膝 = knee

膝蓋骨 = patella(専門用語), knee cap(一般的な言葉)

半月板 = (単) meniscus, (複)menisci

Hook lying position

下の写真のように「膝を立てて寝る」ことをhook lying positionと言います。

www.verywellhealth.com

MMT

徒手筋力検査法 = MMT(manual muscle testing)

「負けないように耐えてください。」
= “Hold it. Don’t let me push down.”

Let = 使役動詞

命令形や使役動詞はそれほど上から目線の表現ではありません。

日常からよく使われます。

使役動詞にはletの他にhave, makeなどがありますが、makeは強いニュアンスです。

haveは日常的によく使われます。

セラピストがテストをする時…

膝などでスペシャルテストをやる時はこちら(セラピスト)が患者さん/クライアントさんの身体を動かしますよね。

例えば、内側側副靭帯を検査する外反ストレステスト(valgus stress test)のとき、「力を抜いてもらう」ときは

“relax”

と伝えます。これが1番簡単な表現です。

他には、

“let me have your leg.”
= 「僕に脚を保持させてください。」
=「リラックスして脚を預けてください。」

と言うこともできます。

リハビリやトレーニングの時などに患者さんやクライアントさんに
「もっと強く押して・引いてもらいたい」
ときがあると思います。その時は、

“Push harder.” = もっと強く押して
“Pull harder.” = もっと強く引いて

と言います。

あまりこの場面では”press”や”stronger”という言葉は使わないですね。

逆に、「もう少し力を抜いて欲しい」時は

“Push less.”
“Push not as much.”

という表現が使えます。


ここに紹介した以外にも表現方法はいろいろあります。

シンプルな表現を紹介するようにしています。

それの方が使いやすいとおもうからです。

もっと長い表現にしたり、もっと丁寧な言い方もありますが、臨床を素早く的確に進めていくためにまずはシンプルな表現が皆さんの役に立つと思っています。

何度も声に出して練習して下さいね!

では次回の「マサさんに聞く!臨床英語」をお楽しみに。

See you soon!

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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