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#5 足関節の動きの指示「マサさんに聞く!医療英語」

5回目の医療英語の動画はいかがでしたか?

まだ見てない方はまず上の動画を見て下さい。

普段あまり使わないかもしれませんが、繰り返し練習してみて下さいね。

英語は何度も声を出して言って下さい。

頭の中で覚えても実際に口から出てくるようにはなりません。

では、#5 足関節の動きの指示で出てきた表現のまとめです。

目次

部位の名称

脛骨 = Tibia

腓骨 = Fibula

距骨 = Talus

足関節の動き

回内 = pronation

回外 = supination

回内 = 背屈+外転+外がえし

Pronation = dorsiflexion + abduction + eversion

回外 = 底屈+内転+内がえし

Supination = planter flexion + adduction + inversion

回外してほしいとき

“Bring your foot down. Bring your bottom of the foot inside.”

2つの動きの指示を使った方が相手に分かりやすいと思います。

回内してほしいとき

“Bring your foot up. Bring your bottom of the foot outside.”

回外同様3面上の動きなので、2つの動きの指示を使った方が相手に分かりやすいと思います。

指を使って指示をする

「私の指のほうに足を動かしてください。」

“Bring your foot towards my finger.”

指を回外/回内の方向に置き、指に向かって足を動かしてもらうことで回外/回内の動きを出します。

表現としてはこの指示の方が簡単かもしれませんね。

ヒールレイズをしてもらうとき

“Raise your feels up.” (両踵の場合)

“Stand on left / right foot, and raise your heel up.”(片足の場合)

部位の名称 2

くるぶし= ankle bone (一般的な表現)

専門用語はmalleolus.

単数形 = malleolus

複数形 = malleoli

なので気をつけましょう!

ankleの発音

ankleとは足首という意味ですが、発音が難しいですね。

最初のaの発音が日本語には無い母音です。

アとエの間ですかね。

日本語のアに近い発音で言うと、uncle = 叔父、に聞こえてしまいます。

僕も慣れるまでは上手く言えませんでした。
アメリカ人に ”uncle?!” ってよく言われましたね。

身体の話をしているのにいきなり叔父さんが出てくるからそりゃアメリカ人もビックリです。

この2つの発音の違いを説明した動画を見つけました。

参考にしてくださいね。

足首を見せてもらうとき

“Show me your ankle.”

足首出して~

回してほしいとき

“Make a circle.”

足首を回してほしい時は、

“Make a circle with your ankle.”

と言います。

2つの動きの違い。
circumduction vs rotation.

circumductionは支点を決めて回す。グルグル回す感じ。

rotationは長軸周りで回す。

力を抜いてもらうとき

「力を抜いてください。」

“Relax.”

他動運動をする時に力を抜いてもらいたい時に使う表現です。


ここに紹介した以外にも表現方法はいろいろあります。

シンプルな表現を紹介するようにしています。

それの方が使いやすいとおもうからです。

もっと長い表現にしたり、もっと丁寧な言い方もありますが、臨床を素早く的確に進めていくためにまずはシンプルな表現が皆さんの役に立つと思っています。

何度も声に出して練習して下さいね!

では次回の「マサさんに聞く!臨床英語」をお楽しみに。

See you soon!

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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