#8 Physical Exam などなど「マサさんに聞く!医療英語」

8回目の医療英語の動画はいかがでしたか?まだ見てない方はまず上の動画を見て下さい。普段あまり使わないかもしれませんが、繰り返し練習してみて下さいね。英語は何度も声を出して言って下さい。頭の中で覚えても実際に口から出てくるようにはなりません。では、#8 Physical Examなどなど で出てきた表現のまとめです。

目次

用語

Physical exam: 健康診断
annual physical examと言われることもあります。
annual: 年1回の、恒例年1回の

スポーツでの健康診断

Preparticipation Physical Examination
アメリカでは毎年、学校が始まる年度始めやプロチームがシーズンを始める時に健康診断を行います。
PPEと医療関係者は呼びます。競技を始める前にフィジカルチェック、メディカルチェックをして医療的に身体に問題が無いかを確認します。これは医師によって行われます。アメリカの大学では年度始めに全チーム一斉に行うことが多く、その日はメディカルスタッフ総出で行います。チームドクターと研修医によって内科、整形外科のチェックが行われ、ATCが身長、体重、血圧などをチェックします。PPEでの書類や情報はATCによって管理され、PPEで問題があった選手は後日検査へ送られます。NCAAに所属している大学ではPPEが義務付けられています。それは選手の安全管理、そして、何か問題があった時に備えてのリスク管理です。10年ほど前からは鎌形赤血球に有無の検査とその証明が義務化されています。

検査に通る:Cleared
検査に通らない:Not cleared
PPEを行いプレーすることを許可された、許可されなかったと言う時はclearedという言葉を使います。
She is cleared.
彼女は(プレーすることを)許可された。
He is not cleared. 
彼は(プレーすることを)許可されていない。

検査に関する用語

内科:internal medicine
内科的検査:internal medicine exam
血圧:blood pressure
聴診:auscultation

血圧を測らせてください。
Let me check your blood pressure.

心臓/肺の音を聞かせてください。
Let me listen your heart / lung.

シャツを上げてください。
Please pull up your shirt.

レントゲン:x-ray
心電図:ECG(electrocardiogram)
動画では中途半端な説明でしたが、やはりEKGとも言われます。僕の経験ではEKGと言うことがほとんどでした。

血液検査:blood test
脈拍:pulse
血圧の上:systolic (cではなくsです。すみません。)
血圧の下:diastolic

血圧の言い方:
110/70, 110の70:one-ten OVER seventy

身長:height
体重:weight
体脂肪:body fat
問診票:questionnaire 

この表を埋めてください。
Please fill out the form / sheet.

文化の差

今回の動画では文化の違いについての話が多くされています。肌の露出に関することや、診察室と異性と2人になる時などです。日本で外国人の患者やクライアントと接する時に相手の文化や習慣からくる「当たり前なこと」を少しでも知っておくとうまく物事を進められたり、問題を回避することができるかもしれません。文化の差は思っている以上にあるので僕が経験してきたことを参考にしていただきたいと思います。

ここに紹介した以外にも表現方法はいろいろあります。シンプルな表現を紹介するようにしています。それの方が使いやすいとおもうからです。もっと長い表現にしたり、もっと丁寧な言い方もありますが、臨床を素早く的確に進めていくためにまずはシンプルな表現が皆さんの役に立つと思っています。何度も声に出して練習して下さいね!では次回の「マサさんに聞く!臨床英語」をお楽しみに。See you soon!

参考にしていただきたい他の動画や記事はこちら!

パフォーマンスインテグレーション:東京、市ヶ谷のプロ選手も通うスポーツの怪我のリハビリテーション専門院。米国アスレティックトレーナー(ATC)による施術とリハビリテーション。痛みの軽減とスポーツへの復帰をお手伝いします。16年間アメリカのトップアスリートを支えた実績。豊富な経験と知識、高い技術であなたの身体をケアします。ホームページはこちら

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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