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Brilliaランニングスタジアムってこんなところでした

Brilliaランニングスタジアム
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Brilliaランニングスタジアム

豊洲にあるBrilliaランニングスタジアムを見学してきました。

為末大さんが館長をつとめるこちらの施設は全天候型60m陸上競技トラックです。また、ここにはパラアスリートを支援するための競技用義足開発の研究所が併設されています。

まずこの施設で目を引くのはこの建物です。建築物としてとても美しく、アートとして建っていることだと思います。HPに建物の説明があります。

本施設の建物は日本ではじめてETFEフィルム膜構造を大規模に採用するとともに、そのフレームにはカラマツの集成材を使用、アーチ状に組み合わせ連続させることにより、トンネル状の長さ108M、高さ8.5M、幅16.27Mの施設規模を実現しました。なお、今回の計画は、低炭素社会の実現を目指す国土交通省の「サステナブル建設物先導事業」にも採択されています。

ETFE(エチレン-テトラフルオロエチレン共重合体)とは、フッ素樹脂の一種で、透明でフィルム状のため薄くて軽く(標準的なタイプで厚み:250µ・重さ:440g/m2)耐候性にも優れた素材です。このETFEフィルムを使用することで、ガラスのような透明感に加え、地震にも強い安全性も備えた開放空間をアスリートに提供します。

以前から建物の美しさは写真などで感じていましたが、実際に行ってみてとてもアートを感じました。また、国が推奨する木材を優先的に使おうというサステイナブル建設物であり、ETFEという素材も使われています。まさにアートそして機能、環境を兼ね揃えた建築物です。

施設のメインは60mインドアトラックです。日本には室内陸上競技場がとても少なく、室内トラックが常設されているところはほぼ無いかと思います。いわゆる200mインドアトラックではありませんが、日本には少ない常設インドアトラックですので貴重だと思います。トラックの表面ですが、こちらではオリンピックでも使われているモンド社のスーパーXを使用しているそうです。レーンは全部で6つあります。また、ここには為末大さんが代表を務めるTRACというスクールがあり子供達へのランニングの指導も行われています。

競技用義足開発研究所

ギソクの図書館

ここにはXiborg社の競技用義足開発研究所が併設されています。こちらでは義足の開発や製作、選手へのフィッティングを行なっています。Xiborg社の目標は義足ランナーが健常者ランナーよりも100mで速く走ることだそうです。代表取締役の遠藤さんからそれを聞いた時に「それっておもしろい!」と思いました。また、研究所内には「義足の図書館」というエリアがあり、いろいろな義足の展示がされていました。僕は義足については全く知識がないのですが、競技用義足にも種類があり強度や厚さの違いなどがあり選手の体型や好みなどに合わせて変えていくようです。

一度訪れたい施設でしたので行くことができてよかったです。また見学に行きたいと思います。

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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