僕が日本のアスレティックトレーニング界に貢献できる事を4回に分けてお話をします。
日本のアスレティックトレーニング界に貢献できること
前回のブログで次の僕のチャレンジとして「日本のアスレティックトレーニング界へ貢献する事」と書いた。まだ読んでない方はこちらからどうぞ。
僕が「日本のアスレティックトレーニング界に貢献」出来る4つの方法は次の通り。
- 持っているアスレティックトレーニング(AT)の知識と技術を使い、人の身体を改善に導く。
- 持っているATの知識と技術を職場の同僚と共有する。
- 持っているATの知識と技術をセミナーや書物を通じて多くの人に伝える。
- アメリカで経験した文化や価値観、環境を伝える。
持っているアスレティックトレーニング(AT)の知識と技術を使い、人の身体を改善に導く
1、持っているアスレティックトレーニング(AT)の知識と技術を使い、人の身体を改善に導く。
現時点ではこれが4つの中で僕が得意で、一番機会が多いことである。例えば、僕が経営するパフォーマンス インテグレーションに来てくださるお客様や他の仕事で関わる人に僕が実際に施術をしたり、エクササイズを指導して彼らの身体を直接的に改善に導くことができる。パフォーマンス インテグレーションにはいろいろな競技のプロ選手がセッションを受けに来ていて、身体の変化を感じている。昨シーズンはBリーグのアースフレンズ東京Zでも活動していたので、チームの選手にはシーズン通して身体の改善ができた。また、日本バスケットボール協会のサポートスタッフとしても時折活動をしていて、代表レベルの選手にも僕の持っている知識と技術を提供している。
僕は臨床が好きで得意である。そして、人の身体に向き合っている時がとても楽しいのである。アメリカでもそれぞれの担当や職場で結果を出してきた。例えば、シーズン中の怪我が減ったり、痛みが減り動くことに支障が出なくなったり、動きが良くなった、違和感がなくなったと実感してもらえたり、怪我や手術から復帰への時間が速かったり、などが挙げられる。それはそれぞれの身体が今どういう状態なのか、動きはどうなのかをよく見て一人ひとりに合わせて何をするかを考えているからである。単にレシピがあって状態を見ずにみんなに同じことをしているわけではない。セッション中も一つ何かをやるとそれに対して身体が反応して状態が変わるのでそこでまた次に何をするべきなのかを考えている。人によってまたは同じ人でも時によっては同じことをやっても身体の反応は様々である。その時に合わせてパズルを組み合わせていく、問題を解いていく感覚でセッションを進めている。
このようにして直接関われる人に僕の知識と技術を提供して実感してもらい、身体に良いことをアドバイスし、理解してもらうことが僕が貢献できる方法の1つ目である。