熱中症への対策:クーリングトレイラー

クーリングトレーラー

熱中症への対策としてテネシー大学フットボール部はクーリングトレイラーを導入しています。今回はクーリングトレイラーを紹介します。

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クーリングトレーラー

テネシー大学フットボール部のスポーツメディシンチームは練習中の熱中症への対策として上の動画のような事をしているそうです。練習中に3-5分の休憩中に冷凍用トレーラーに入って休むという方法です。トレーラーの中の温度は17F/-3.8Cです。ドアを開けたりするので温度が少し上がりますが、それでも外との温度差はかなりなものでしょう。そこで休憩して体温を下げるのと同時に水分補給やフルーツなどで栄養補給をしています。

選手たちは熱中症への対策の重要性をとても理解していて、これを行うことで練習で良く動けると実感しているようでこの取り組みは気に入っているとのことです。

熱中症予防への意識

このビデオを見るとやってることの規模がアメリカだなぁと感じます。「日本じゃこんなの無理だよ」って思う人が多いと思います。確かにこれを真似るのは日本では難しそうですよね。しかし、重要なことはこれ自体を真似ることよりも熱中症への予防の意識を真似ることだと思います。熱中症は予防できます。まず重要なことは熱中症を予防するという意識です。それはチーム全体で意識する必要があり、単にメディカルチームが思っていても予防することは難しいでしょう。選手とコーチ陣、運営陣もメディカルチームと同じ意識を持つことによって実現します。まずはスポーツをするのには健康が大切であり、予防できることはチーム全体で行うことを意識するといいと思います。

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パフォーマンスインテグレーション:東京、市ヶ谷のプロ選手も通うスポーツの怪我のリハビリテーション専門院。米国アスレティックトレーナー(ATC)による施術とリハビリテーション。痛みの軽減とスポーツへの復帰をお手伝いします。16年間アメリカのトップアスリートを支えた実績。豊富な経験と知識、高い技術であなたの身体をケアします。ホームページはこちら

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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