関東大学男子バスケのリーグ戦の拓殖大学対東海大学の試合を見に専修大学生田キャンパスに行きました。その時の様子をお話します。
関東大学男子バスケ 拓殖大学 対 東海大学
この試合を見に行ったのは代表合宿で一緒だった東海大学の平岩選手と八村選手の応援のためです。試合では平岩選手がダンクを2回し、その2回目のダンクは迫力がありすごかったです。彼は他の選手と比べて身体がしっかりできていて一回り大きい印象でした。一方、八村選手はゴール下での身体の強さが目立ちました。空中で相手選手に身体を当てられてもしっかりフィニッシュできる身体の強さは素晴らしかったです。二人とも身体が強いのでバスケットカウントを取る場面が何度も見られました。アメリカでもしばしば感じましたが身体の強さがとても重要であり、それがあるとプレーも変わるしプレーの幅も広がります。
試合は前半から3Pが多く決めた拓殖大学がリードしながら試合が進みました。拓殖大学は計14本の3Pを決めましたが、後半からディフェンスを強めた東海大学が徐々にペースをつかみ3Q途中に逆転をするとそのまま試合を決めました。平岩選手21点、八村選手26点8Rの活躍する姿が見れて頼もしく感じました。
関東大学男子バスケの運営で気になったこと
観戦に行って大会の運営に関して気になることがいくつかありました。
会場の専修大学は土足厳禁でした。大学の体育館を使っているという状況は分かりますが、スポーツ観戦に行って土足厳禁というのには驚きました。ホームページに目立った告知も無かったので内履きを持って行来ませんでした。まだBリーグの会場でも土足厳禁の会場があるとも聞きます。来場者からするとわざわざ内履きを持っていくのはめんどくさいというのが正直なところでしょう。観客を増やすためにも改善されるといいなと思いました。
また、会場への行き方がホームページに書いていなく、どう行っていいか分かりませんでした。会場の専修大学へは向ヶ丘遊園駅からバスでした。それは昔に行ったことがあったため知っていただけで、どのバスのどこで降りるか分かりませんでした。降りてからもどう体育館まで行けばいいのか分からない状況でした。この情報もホームページに掲載すれば来る方の負担を減らせることが出来ると思います。
全体的な印象として一般来場者の目線であまり運営されていない感じがしました。学生で運営しているとはいえ、運営者としてのプロを意識した運営が出来るといいかなと思います。そのように働くことで大学卒業後にも役立つスキルを磨けると思います。忙しい中せっかくやるのですから自分にとって有益になるように活動するといいでしょう。
最近、日本版NCAAの創設の動きが盛んになってます。運営に関してはアメリカの大学と比べると大きな差があると残念ながら言わなければなりません。これからもっと日本のスポーツが発展するためには大学スポーツの発展が不可欠です。全てをすぐに変えることは出来ませんが、今すぐに変えられることがあります。先ほど挙げた情報提供の部分を変えるだけでもかなり良くなると思います。大学スポーツも今が転換期だと思いました。