スポーツで怪我をした時に最近では多くの方がネットで検索をすると思います。
その時に「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」という言葉を見かけるでしょう。
今回はスポーツ外傷とスポーツ障害の違いは何かについて説明します。
動画解説:スポーツ外傷とスポーツ障害の違いは何か?
このブログの内容は以下の動画でも解説しています!
結論
スポーツ外傷とは
「スポーツ活動中、身体に急激な大きな力が加わっておこる不慮のケガ」(1
日本整形外科学会
スポーツ障害とは
「スポーツ動作の繰り返しによって身体の特定部位(骨、筋肉、靱帯)が酷使されることによっておこるもの」(1
日本整形外科学会
です。
スポーツ外傷
おそらく多くの方が「怪我」と聞いてイメージするものだと思います。
例えば、足首を捻った、膝の靱帯を切った、骨が折れた、
などです。
簡単な言い方をすると、スポーツをしている時に突然起こった怪我、と言えるでしょう。
先ほど例で挙げたようにこれらは急性の怪我で、捻挫、靱帯の損傷、骨折、脱臼、肉離れ、脳震盪、などです。
スポーツ障害
「スポーツ障害」は別名、「使い過ぎ症候群」とも呼ばれています。(1
こちらを簡単な言い方をすると、徐々に痛くなってきた怪我、と言えるでしょう。
例えば、徐々にスネが痛くなってきた、特に捻ってないけど徐々に膝が痛くなってきた、などです。
これらは慢性的な怪我で、時間をかけてその場所に負荷がかかり続けた結果出た痛みです。
具体的な病名の例は、アキレス腱炎、野球肘、疲労骨折、などです。
まとめ
スポーツ外傷とはスポーツ活動中、身体に急激な大きな力が加わっておこる不慮のケガで、急性の怪我。
スポーツ障害とはスポーツ動作の繰り返しによって身体の特定部位(骨、筋肉、靱帯)が酷使されることによっておこるもので、慢性の怪我。
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参考文献
1、https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/athletic_injury.html