アスリートに休息は重要か?

昨日でBリーグはレギュラーシーズンの60試合が終了しましたね。選手のみなさんお疲れ様でした。プレーオフ進出のチームのみなさんはもう少し頑張ってください。

長いシーズンが終わり心身ともに疲れていると思います。今回はバスケットボール選手に限らず、スポーツ選手がシーズン後に休むことの重要性についてお話します。Bリーグの選手を例に取り説明していきます。

目次

しばらく競技から離れる

選手のみなさんはシーズンが終わった後は身体を動かす事から離れてしっかり休みましょう。

例えば、バスケットボール選手でしたらシューティングやスキル、ウエイトもやらずバスケットボールから離れましょう。Bリーグの1シーズンレギュラーシーズン60試合は少なくありません。週に2〜3試合と練習、そして遠征を長い間続けてきました。身体的にはもちろん、精神的にも疲れています。

身体

筋肉や関節、骨も60試合の後は疲れ果てています。走って、飛んで、ぶつかり合ったんですから当たり前ですよね。選手によっては怪我もあった事でしょう。怪我とは言うほどでも無くても体の硬さや違和感を感じる箇所はみなさんあるでしょう。

そうです、あなたの身体は休息と回復を必要としているのです。自分の身体に耳を傾けましょう。365日毎日身体を酷使しても体力もスキルもプレーも伸びません。科学的にも休息の重要性は証明されています。闇雲に身体を使うのはやめましょう。

多くの選手は休むことで体力が無くなってしまうことをとても心配しています。しかし、その心配は要りませんよ。数週間休んでも体力はすぐに元に戻ります。もちろん、休み明けは少しきついでしょうがそれもすぐに戻ります。個人的な印象ですが、2週間休んでも4週間休んでも休み明けの体力の回復はそれほど大きな違いは無いように思います。

若い選手はこの先長くプレーを続けるために、ベテランの選手はこの先少しでも長くプレーするために休息は必要です。

精神

シーズン中はチームや個人の事で精神的なアップダウンがあったでしょう。アップダウンの大きさは人によって異なりますが、長いシーズンでしたから誰もがあったでしょう。精神的な疲れも相当なものです。一度バスケットボールから頭を離してリフレッシュする事が必要です。

選手によっては休む事に慣れていなく、休む事に罪悪感や焦りを感じる人もいるでしょう。また、すでに次のシーズンの事を考えて練習しなくてはならないと考えている人もいるかも知れません。しかし、そんな気持ちを抑えて自分の気持ちに無理をしてでも休む事をしましょう。

休息と回復がなければ身体も心も長続きしません。最初は気付かないかも知れませんが知らず知らずのうちに疲労が積み重なり、大きな怪我やバーンアウトにつながります。選手は長期的な視野を持つことが重要です。

まとめ

バスケットボールから離れて旅行や趣味をしたり、長いシーズンの間に支えてくれた家族や友人との時間を作ったらいかがでしょうか。今まで以上にスポーツ医学界では休息、睡眠、栄養、メンタルヘルスを重要視しています。身体と心をリフレッシュする事が次のシーズンへつながります。

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パフォーマンスインテグレーション:東京、市ヶ谷のプロ選手も通うスポーツの怪我のリハビリテーション専門院。米国アスレティックトレーナー(ATC)による施術とリハビリテーション。痛みの軽減とスポーツへの復帰をお手伝いします。16年間アメリカのトップアスリートを支えた実績。豊富な経験と知識、高い技術であなたの身体をケアします。ホームページはこちら

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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