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選手が診察を受けるときにATがするべきこと4つ- ③

アスレティックトレーナーとして仕事をしていると、選手が怪我をして医師の診察を受けることが多くあります。

その時、僕がしていたことの4つは、

  1. 診察に同席する
  2. その場で選手に理解の確認をする
  3. 二人になった時に確認をする
  4. いつでも質問するように伝える

です。

今回は選手が診察を受けるときにATがするべきこと4つの3つ目をお話します。

これは先日ツイッターでつぶやいたことなのですが、

それぞれについて詳しく説明し、僕がどんなことを考え、注意していたかをお話します。

目次

3、二人になった時に確認をする

診察が終わり、診察室の外などで選手と二人になった時にもう一度選手に確認をします。

「先生の言ってたこと理解できた?怪我について何か分からないことある?何か質問はある?」

という感じです。

その理由として、

  1. やっぱり躊躇して聞きづらく、「大丈夫です」と言った場合があるため
  2. 後から質問や疑問点が出る場合があるため

などが挙げられます。

1. やっぱり躊躇して聞きづらく、「大丈夫です」と言った場合があるため

選手によってはやはり遠慮して聞きづらいと感じる場合があります。

それを回避するために、確認として選手に聞きます。

普段から接している僕の方が話しやすい場合が多いです。

おそらく、普段から選手に接しているATであればその選手の様子や正確から状況を判断できると思います。

しかし、念のためにしっかりと確認をしましょう。

2. 後から質問や疑問点が出る場合があるため

診察室にいた時に思いつかなかった質問が出てくる場合があります。

その様な疑問にも答えてあげるためにもこの時点で聞きます。

後から質問が思い浮かぶって良くあることじゃないですか。

選手も「あ、そういえばこれはどうなの?」みたいなのが出てきます。

また、本当に医師の説明を理解しているかどうか確認するためでもあります。

二人になった時に理解しているかどうか確認をすると、「先生が言ってったこれはどういうことなの?」「先生が言ってたこれはこういうことだよね?」ということが出てきます。

その時に出来るだけ説明をしてその場で問題を解消しましょう。

次回は4つ目の「いつでも質問するように伝える」についてお話します

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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