スーパーヒーロが陸上競技に

2016年リオ オリンピックが始まり、素晴らしい試合が続いています。僕はこの最もレベルの高い試合が行われるオリンピックを見るのがとても好きです。オリンピックも後半に入り、陸上競技が始まりました。予想通り、100mはジャマイカのボルト選手が征しました。

今日から十種競技が始まりました。その十種競技の放映中に僕はスーパーヒーローのような格好をした選手を見たのです。もしかしたら、皆さんも見ましたか?あれはアメリカのアシュトン イートン選手で彼がマスクを着けていたのです。彼は2012年ロンドン オリンピックで十種競技で金メダルを取った選手です。十種目もの競技を通して金メダルを取ったのですから、彼は本当にスーパーヒーローなのかもしれませんね。

彼が着けていたマスクが何なのか僕は知りませんでした。調べてみたところ、このマスクは顔と頭を冷やし回復を促すためのものと判りました。このマスクを開発したナイキによりますと、顔の温度知覚と認識は他の身体の表面に比べ2-5倍敏感なので、このマスクは身体の回復に役立つそうです。僕はこれに関する研究論文は読んだことはないので今度読んでみたいと思います。

十種競技は五種目ずつ二日間に渡って行われます。1日目は100m、走り幅跳び、砲丸投げ、走高跳び、400m、2日目は110mハードル、円盤投、棒高跳び、槍投げ、1500mです。十種競技の選手はこの二日間とも一日中トラックにいて競技を続けているのでとても大変です。それなので、イートン選手はこのマスクを競技の間や自分の順番を待っている間に使っています。

彼はこのマスクを気に入っているようですし、身体的にも精神的にもこのマスクは役立っているようです。イートン選手が十種競技でオリンピック二連覇を達成するのを楽しみにしています。

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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