今年もクリスマスがやってきましたね。
日本とアメリカではクリスマスが大きく違うということを知ってましたか?
もし、アメリカに留学や駐在などで住む場合、アメリカでのクリスマスは次の3つを気をつけましょう。
22年間1人でアメリカに住んで僕が気をつけてきたことを紹介します。
1、クリスマスは家族で過ごす
アメリカのクリスマスは家族で一緒に過ごすイベントです。
日本では24日のイブに恋人と過ごす神聖な日、みたいになってますが、アメリカではそのように過ごしません。
そもそも、クリスマスは宗教的な祝日です。
キリスト教徒がイエスキリストを祝う日なのです。
アメリカ人の多くはキリスト教徒なのでこのように過ごされるのです。
キリスト教徒が少ない日本人にはちょっと感覚的に分からない部分があるでしょう。
アメリカでは日本と違い、宗教への意識がとても高く、重要なものです。
ですのでクリスマスは彼らにとってとても重要な日なのです。
日本の商業的なクリスマスとは違うので彼らの過ごし方を尊重しましょう。
クリスマスは家族で過ごす祝日なので1人でアメリカにいる場合、1人で過ごす可能性が高いです。
サンクスギビングは食事に招待されることが多いと思いますが、クリスマスは少ないでしょう。
誘われない限りは友人宅に行くのはやめましょう。
僕は学生時代に数回ルームメイトの実家に招待されましたが、それ以外はクリスマスは1人で過ごしました。
クリスマスについてこんな記事も書いているので、よかったら読んでください。
2、挨拶を気をつけた方がいい
アメリカにはキリスト教徒以外の人も多いので挨拶には気をつけるといいでしょう。
どういうことかというと、先ほど言ったように、クリスマスはキリスト教のイベントです。クリスマスを祝う挨拶である、「メリークリスマス」はキリスト教徒の挨拶です。
アメリカにはユダヤ人も多くいて、彼らはキリスト教徒ではないのでクリスマスは祝いません。
彼らはハナカという祝日が12月中旬ごろにあり、それを祝います。
ちなみに、ユダヤ人は英語でジューイッシュ(Jewish)と言います。
ですから、彼らには「メリークリスマス」と言わないようにしましょう。
明らかに日本で育った日本人と知られている場合、間違って「メリークリスマス」と言っても怒られることはないでしょうし、しょうがないな、と思われるでしょう。
しかし、無知だなとは思われるかもしれません。
この時期で1番無難な挨拶は「ハッピーホリデー」です。
これでしたらどの宗教に対しても使えるので、この表現を使うのがいいでしょう。
3、25日はお店は休み
25日はほとんどのお店、レストランは休みなので気をつけましょう。
クリスマスは日本でいう元旦のような日なので、お店は休みです。
近年は25日の午前中だけいくつかのスーパーが開いてますが、それくらいです。
レストランなどは閉まっているので気をつけましょう。
クリスマス前に数日間の食糧を買い物しておくことを忘れずに。
クリスマスに家に何も食べるものがないとなっても、スーパーはやってませんし、デリバリーももちろん無いです。
これには気をつけましょう。
まとめ
- アメリカでクリスマスは家族で過ごす日。
- 宗教上、挨拶に気をつけたほうがいいので、「ハッピーホリデー」を使うのが無難。
- 25日はほぼ全てのお店が閉まるので、食糧は前もって買っておくこと。