僕が「日本のアスレティック トレーニング界に貢献」出来る4つの方法−③

以前にも伝えたが、僕が「日本のアスレティック トレーニング界に貢献」出来る4つの方法は次の通り。

1、持っているアスレティックトレーニング(AT)の知識と技術を使い、人の身体を改善に導く。

2、持っているATの知識と技術を職場の同僚と共有する。

3、持っているATの知識と技術をセミナーや書物を通じて多くの人に伝える。

4、アメリカで経験した文化や価値観、環境を伝える。

これまで1、2、について説明してきたので今日は、

3、持っているATの知識と技術をセミナーや書物を通じて多くの人に伝える。

ついて説明する。

1、2で挙げた例のようなクリニックや職場とは違い、セミナーや書物では一度に多くの方に知識や技術を伝えることが出来る。早く多くの人に伝える手段として有効であるが、同時に多数の方々に伝えるためカスタマイズされた事を教えることは難しい。では書物やセミナーでどんなことが出来るのだろうか。

僕が学んだ知識については書くことによって伝えることができる。例えば、「体重の2%以上水分が失われると、パフォーマンスの低下を引き起こします」ということは体重を計って、計算をすればいいことなので必ずしも会って話をしないといけない内容ではない。書いたものを読んでもうらことで理解して実践してもらえる。このような情報は今ここで書いているようにパフォーマンスインテグレーションのブログを通して発信出来る。だからこれからもっと頻繁にブログを書いて情報発信をしていかなければならない。頑張ります!

書籍やブログでは知識を伝えるには適しているが、技術を伝えることは難しい。例えば、手技やエクササイズである。これらは言葉や写真では伝えきれないところが多い。実際にやっているところを見てもらったり、こちらがやっているところを見ることで正確に伝えることが出来る。また、気をつけなければならないこと、例えば、何がエクササイズの代償運動なのかなどは直接対話するほうが理解してもらいやすい。正しく伝え、正しく理解してもらうことを僕は重要視している。

書物とセミナーともに伝えるメッセージは専門家、選手、一般の方と伝える相手によって異なる。それはそれぞれで立場が違うし、役立つ情報が異なるからである。僕はどれか一つに絞るというよりもこの3つの対象のそれぞれに伝えていきたいと思う。それによってアスレティックトレーナーとして多くの人に貢献出来ると思う。日本ではアスレティックトレーナーの認知度がまだまだ低すぎる。日本社会が現在抱えている健康や身体の問題をアスレティックトレーナーは予防できたり、正しく対処できる。だから、アスレティックトレーナーが何を知っていて、何を出来るのかを書物やセミナーを通じて社会に正しく伝えようを思う。

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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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