
この写真は記事の取り組みではありません。
相撲協会が審判規則を変更しました。取り組みの際に怪我があった場合についてのルールを変更したとのことです。
新聞記事に基づいて、僕の思ったことを共有します。
湘南乃海が頭部を強打
2021年1月19日の大相撲初場所の東幕下22枚目湘南乃海と東幕下20枚目朝玉勢の取り組みで湘南乃海が頭部を強打しました。その取り組みの状況は以下の通りです。
東幕下22枚目湘南乃海(22=高田川)と東幕下20枚目朝玉勢(27=高砂)の一番で危ない場面があった。互いに頭から激しくぶつかり合った立ち合いが、不成立になり取り直しに。しかし、湘南乃海が腰から崩れ落ちてすぐには立てなくなった。フラフラになりながら何とか立つも、仕切り線の前に手を合わすことができなくなった。 すると、1度、両力士は土俵下に下がり、審判団が土俵上に上がり協議を開始。協議は約1分続き、その後取り直しの一番が行われた。 成立した立ち合いでは、朝玉勢が頭でかましにいき、湘南乃海は胸を出していった。脳振とうのような症状を見せていた湘南乃海だが、はたき込みで朝玉勢を下して勝ち越した。(3)
脳震盪における審判規則の変更
2021.01.28東京スポーツweb版によると
日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で理事会を開き、審判規則を一部変更し、脳振とうなどで力士の立ち合いが成立する前に相撲が取れる状態ではないと審判委員が認めた場合、協議の上で当該力士を不戦敗とできるとの項目を追加した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e277d0636f2df4bdd52707262436b515d338894?fbclid=IwAR3JYtloU7uyZ6NkmXQatOTUIDL-J_O6PkRxfyEVuJa0voCMGdMsweU_las
相撲協会が先日の湘南乃海の怪我を重く受け止めて、早速ルールを変更したのだと思います。これは協会として早く行動に移したことはいいことですね。素晴らしいと思います。
アスレティックトレーナーが気になる点
あまり詳しい記事が見つからないのでこの記事を読む限りですが、僕が気になる点があります。それは「審判委員が認めた場合」についてです。具体的にはこの審判委員は医療知識に基づいた正しい判断ができるかどうかです。
Wikipediaによると
審判委員は審判部に所属する年寄が勤める。
https://ja.wikipedia.org/wiki/勝負審判
と記載されています。つまり、医師などの医療従事者やアスレティックトレーナーではありません。専門家では無い彼らが正しい判断ができるかが疑問に残ります。アスレティックトレーナーとしては専門家がその場にいて、その人が判断するという体制にするのが力士の健康と安全のために最善だと思います。
審判委員も専門ではないことを判断し、決断することは難しく、不安だと感じるでしょう。また、力士も専門家に判断してもらったほうが安心だと思います。折角、審判規制の変更という素晴らしいことをするのですから、力士にとって最善の状態を作ってあげるのがいいと思います。
参考文献
- https://news.yahoo.co.jp/articles/7e277d0636f2df4bdd52707262436b515d338894?fbclid=IwAR3JYtloU7uyZ6NkmXQatOTUIDL-J_O6PkRxfyEVuJa0voCMGdMsweU_las
- https://ja.wikipedia.org/wiki/勝負審判
- https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202101190000766.html


