乾燥予防と水分補給による風邪の予防

Photo by David Mao on Unsplash

冬になるとどうしても風邪を引くことが多くなりますよね。
風邪を引いてしまうと仕事や学校に影響が出てしまいます。
特に受験生はできるだけの予防はしたいのではないでしょうか。

どうしたら風邪の予防ができるの?

乾燥と水分は風邪にどう関係してるの?

風邪を完璧に予防する方法はありませんし、多くの予防法があります。
今回は水分という視点から風邪の予防についてお話します。

目次

乾燥を防ぎ、水分補給をしましょう。

加湿と水分補給をすることで乾燥を防ぐことが重要です

なぜかというと、人間の身体の約60%は水分でできているので、
脱水をすると身体の機能が低下するからです。

人間の体は多くの細胞で出来ていて、その細胞1つ1つが働き、
体は機能しています。
その1つ1つの細胞に水分が酸素や栄養を与えます。
ですから、乾燥して体が脱水することは
体の機能が低下することを意味しているのです。

僕も夏のように「喉が渇いた〜!」ってならないので、
意識的に飲むようにしています。

1日に汗や尿など体から排出される水分は約2.5ℓと言われています。
そして、食事や体内で作られる水分は約1.3リットルだそうです。
ですから、1日約1.2リットルの水分を食事とは別に
摂取する必要があります

冬は乾燥しているので体内の水分が蒸発しやすい環境にあります。
それなので、冬の間はいつも以上に水分補給を
気にかけた方がいいです。

風邪の原因であるウイルスは乾燥した状態では活動が活発になります。冬は湿度が低いため喉や鼻の粘膜が乾燥しやすくなります。
この状態ではウイルスが付着しやすくなり、
炎症も起きやすくなり、発症するのです。

具体的にはどうするか。

夏と同じようにこまめに水分補給することが大切です。
コップ1杯を200mlとして、1日に6杯以上飲みましょう
朝起きて1杯飲むことや寝る前に1杯飲むことは重要です。

冬の寒い時期は冷たい飲み物を飲むと体温を下げるので、
暖かいものを飲むといいでしょう。
僕は白湯を飲むことが多いです。
電子レンジでチンして飲んでます。
暖かく、ホッとして落ちつきます。

カフェインの入った飲み物でも水分補給はできます。
しかし、カフェインは利尿作用があり、
水分を放出するのでその点は気をつけるといいでしょう。

また、食事でも暖かいスープや味噌汁でも水分補給ができます。
野菜の多いスープや味噌汁はビタミンが豊富で
風邪の予防にもなります。
水分なので体への吸収も早く、
ビタミンも固形の食べ物より早く体に吸収されます。

体の乾燥を防ぐためには部屋を乾燥させないことが重要です。
理想的な湿度は50〜60%と言われています。
エアコンの使用により、更に乾燥しやすい状態になっています。
加湿器を使って湿度を適切に保ちましょう。
また、ボウルに水を入れて置いておいたり、
濡らしたタオルを吊るしておく方法もあります。

まとめ

  • 人間の体の約60%は水分でできている。
  • 脱水すると体の機能が低下する。
  • 乾燥した状態でウイルスは活発になる。
  • コップ1杯を200mlとして1日6杯以上飲む。
  • 食事でもスープやお味噌汁を飲む。
  • 部屋の湿度を50~60%に保つ。
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この記事を書いた人

パフォーマンスインテグレーション代表
全米アスレティックトレーナー協会公認、アスレティックトレーナー(ATC)

東京の市ヶ谷で怪我の予防と施術、リハビリテーション、トレーニングを行なっています。腰痛や膝の痛みのリハビリの専門家です。ブログではスポーツ障害や健康に役立つ情報を中心に発信しています。

アメリカの大学(NCAAディビジョン1)にて多競技でアスレティックトレーナー(ATC)として12年間働きました。多くの大学生やプロアスリートの怪我の予防や治療、リハビリを行なってきました。

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